読んだ本は、できるだけ本棚に記録として取っておくたちだったのですが、本棚はたびたびいっぱいになります。
そのため、これまでも定期的に本の断捨離をしてきました。
以前は、まとめて本の買取サイトに送ってしまい、その後は特に何もしていませんでした。
ただ、それでは何となく寂しい感じもしますので、今後は手放した本ごとに、簡単な記録くらいは残しておこうと思います。
本当は、読んだ直後に感想文のようなものを書いておくのが一番よいのでしょう。
しかし、それは今後の課題として、まずは手放したタイミングでの所感メモとして残していきます。
初回は『オデュッセイア』です。
この手の歴史的な文学と言ってよいのでしょうか。
タイトルや著者の名前は聞いたことがあっても、普通はなかなか手にしない本です。
私がこの本を読んだきっかけは、たしかロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズでした。
主人公のスペンサーが、パートナーのスーザンと時々こうした古典の話をしていたのですが、そういう教養が自分にもあったらよいな、という程度のかなり朧げな理由で買った本だった気がします。
別に紹介する予定の『カンタベリー物語』も、たしか同じようなきっかけだったと思います。
国語のテストや文学史に出てくる『枕草子』や『源氏物語』なども、一応は読んでおく必要があるのではないかと毎回思うわけです。
そして、そう思って実際に読んでみると、私にとっては、まあ、つまらないものばかりでした。
文学を生業にしている方々は、こうした作品を何度も煮たり焼いたりしながら、似たような時代の関連書籍や周辺の歴史などと一緒に読み込み、そこに面白さを見出しているのでありましょう。
ただ、私には到底その面白さが分かりません。
『オデュッセイア』に戻ります。
何かギリシャ神話に出てくるような英雄が、戦から帰ってくる時に、あちらこちらで色々な出来事に巻き込まれるお話だったと、朧げに覚えています。
ただ、繰り返しになりますが、何が面白いのでしょうか。
教訓といっても、私であれば、水戸黄門や遠山の金さんのような勧善懲悪ものの方が、はるかに分かりやすく、すんなり入ってきます。
『オデュッセイア』は、そういう分かりやすさからは程遠い本でした。
登場人物の名前も厄介です。
旧約聖書やトルストイの『戦争と平和』などもそうですが、名前を追っているだけで、内容の把握がどんどん混乱してきます。
とりあえず読んではみました。
読んではみましたが、私にとっては、正直、無駄な読書時間だった気がします。
とはいえ、一度は読んだ本です。
本そのものは手放すとしても、こうして記録くらいは残しておこうと思います。
今後も、本棚から手放す本については、こんな感じで簡単な所感メモを残していきます。



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