Instagramに投稿していた内容の、ブログ記録版です。
木工旋盤で長手方向の加工長さが足りない場合、エクステンションのオプションが用意されている機種があります。そうした部品をベッド端部に取り付けることで、加工できる長さを延ばします。
高価な有名メーカーの木工旋盤では、最初から1m程度の加工長さが確保されていたり、専用オプションが継続して販売されていたりすることが多く、通常はそうした純正品を購入するのが王道です。もちろん、その分なかなかのお値段にはなります。
私の場合は、まずは最低限使えればよいという考えで、多少使い勝手が悪いことは承知の上、山戸製作所の木工旋盤をヤフオクで通常販売価格の3分の1以下で入手しました。
当初は、Cafeスツール用にギリギリ60cm程度の丸棒が削れれば十分、というスタートでした。
ところが使っているうちに、今度はCafeテーブル用に80cm程度の丸棒も削りたくなってきました。
そうなると、
- 木工旋盤そのものを再導入するか
- フライス盤なども導入して、しっかりしたエクステンションを本格製作するか。(フライス関連のまたバカな投資がはじまる,,,)
といったことも考えました。
元々機械系のエンジニアでもあるので、真面目に作り込む方向も頭をよぎりましたが、そもそも“とりあえず”で始めた設備投資です。ここは一貫して“とりあえず路線”を貫くのが正しいだろう、ということで、今回もまずはとりあえず版のエクステンションを作成してみました。
どなたかの参考になれば幸いです。
今回使った主な材料は、メルカリなどで入手した適当な長さのコの字型(溝形)鋼材 40×75mmです。これを所定の長さに、鉄工用のスライド丸鋸(Evolution)で切断しました。
本当は不等辺アングルのような部材が欲しかったのですが、手頃なものが入手できなかったため、今回はこの形状で進めています。
あわせて6mm厚の鋼板も購入し、こちらも鉄工用のスライド丸鋸で半分に切断しました。
この2枚の鋼板の間を、木工旋盤のツールレスト側のユニットがスライドできるような構成にしています。



今回の部材は、フライス盤で平面出しなどをしているわけではないので、精度良く一発で組み上がるようなものではありません。そこで、溶接による一体化はあえて行わず、シムを使いながら位置調整できるネジ締結構造としました。
具体的には、
- M8のネジ穴
- φ10mmの丸穴(いわゆるバカ穴)
を組み合わせ、慎重に仮組みと調整を繰り返しながら、できるだけ良い位置関係になるよう組み立てています。
専用品のような完成度には及びませんが、手持ちの道具や材料を活かしながら、必要な加工長を確保するという意味では、十分に実用的な“とりあえず版”になりました。
タップ、ディスクグラインダー、切断工具などをすでに持っている前提であれば、材料代はおおよそ1,500円程度で収まったと思います。
しかし、構想から、材料の調達日数や、加工の手間など考えると、本来加工に費やすエネルギーが毎回毎回その準備やジグ作りに投入されてしまうのですね。ほんとDIYerはバカですね。(^^)
使用した道具:
鉄鋼用スライド丸鋸
ディスクグラインダー
ねじ切りタップ
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